2010/06/17

英語の基礎ミニ講座#1「名詞」

英語を話すのに、あるいは理解するのに避けて通れない基礎の部分を、中学校や高校でやったがもう忘れたけどやり直してみたい、というような人のために参考になればと思っていろいろ書いてみたいと思います。
まぁ、ネタがないだけなんですが。

今回は「名詞」

ちなみに、英語で名詞ってなんて言うかご存じでしょうか。nounです。どーでもいいことですが。

名詞についてはいろいろめんどくさい用語を使って教わったことがあると思いますが、基本的な考え方は以下のような形です。


数えられるか数えられないか。複数形が英語にはあるので、作文の際には注意する必要があります。

ただ、たいていの単語には両方の用法がありますので、そのニュアンスの違いを見てみましょう

≫数えられる名詞
辞書ではたいてい[C]という表示があると思います。
個別のものとして見る場合に用いられることが多いです。
要するに、bookなら、「本というものは~」ではなく「あの本、この本、・・・」と、区別している

例)
ものの名前:book, pencil, car, train,...
動詞からの派生語:decision, explanation,...
形容詞からの派生語:difference, similarity,...

≫数えられない名詞
一方、数えられないものには[U]という表示があり、複数形はありません。
これは、単純に1つ、2つと数えられない液状のものや、あるものの集合として扱う場合に使われているようです。
hairなら、髪の毛1本のことは可算名詞として使いますが、髪全体を見るならhairという不可算名詞を使うということです。

例)
固有名詞:Japan, Australia,...
数えられない:water, milk, hair,...

≫数えられるのに不可算名詞
数えられるものに対しても不可算名詞しか使えない単語がいくつか例外的にあります。

例)
furniture(家具)
advice(助言)
paper(紙)

≫複数形の例
●可算名詞で、規則変化をするもの
book→books
study→studies
box→boxes
●可算名詞で、不規則変化をするもの
child→children
person→people
knife→knives
leaf→leaves
●不可算名詞を数える
water→a glass of water
paper→a piece(sheet) of paper
advice→a piece of advice

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今回登場した単語には多義語がたくさんあるので紹介します

book(本)
動詞では予約するという意味。ダブルブッキングのブッキングはbookingのことです。

paper(紙)
(C)新聞という意味もあります。

train(電車)
動詞だと、鍛えるという意味。トレーニング。

Japan(日本)
japanはうるしという意味。ちなみにchinaは陶磁器。

leaves(葉っぱの複数形)
leave(出発する)の三単現と同じ形です

study(名詞:勉強、研究)
多義ってほどではないですが、動詞で勉強する、研究するの意味もある(こっちの方が有名かも)

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