AVR進捗状況

ゼロからはじめて温度計まで作ろうという無茶な計画の進捗状況

まずは進める手順を考えておく。

1. とりあえずマイコンを動かす（LED点灯）
2. LED点滅・順次点灯
3. 7セグメントLED点灯（74LS247にて）
4. 外部割り込み
5. A/Dコンバーター
6. 温度センサーの特性確認
7. 温度計製作

現状

1完了、２完了、3完了、4完了、5一応完了だが、微調整を要する。6はVout=10mV/℃ × K [℃]のICを利用。A/Dをタイマー割り込みで連続動作。7セグLEDにA/D結果を表示させるための出力（74LS247)完成。2.28完成
履歴
2.22 1,2途中まで完了
2.24 6まで更新。下の7seg LED用の関数をメモ。

メモ

●アナログ回路なら何とか足りていたブレッドボードが小さすぎるので大きいのを用意せねば。
●A/D変換をしようとしてATmega88を使っているが、LED点滅には大げさすぎるのでtinyがあるといいかも。
●はっきりいってインターネット上に情報が少ない。なので基本的にはマニュアルをダウンロードして読み進めるしかない模様。
●でも、基本的操作については日本語サイトを「参考に」することは可能。（そのままコピーはあまり望めない。）
●外部割り込みするとき、GIMSKの第５ビットをセットしなければならないのだが、GIMSK=(1<<5)などとしてもだめで、GIMSK|=0x38;としなければ動かなかった(tiny2313 with AVR Studio 5 & AVRISP mk ii)
●書き込みにブレッドボードは面倒なので、7805を積んだ電源装置 兼 ATmega88PA, ATtiny2313専用書き込み装置を作った。結構便利。DCジャックと7805、ICソケット、書き込み機接続用のピンヘッダで構成。→接続が間違っていたことが発覚し、修正。

参考になるサイト

●AVR Libc Home Page (AVR用Cのライブラリ)[EN]
●AVRマイコンTIP集[JP]

プログラムメモ
◎ビット操作

bin=0b00000000
のように書いておく。0b＊＊は＊＊という二進数を表す。
ところで、8bitでは2^8=(2^4)^2なので、0b00000000=0x00と16進数で書くこともある。
bin=1<<2のときは、
bin=0b00000100
bin=(1<<2)|(1<<3)は、それぞれの論理和で、
bin=0b00001100
<<と>>はシフトといって、
abcdefgh<<2 -> abcdef00
abcdefgh>>2 -> 00abcdef
などとなる。

◎7セグメントLEDドライバーIC74LS(2)47動作用２桁表示関数

void print7seg(int n){
if(n<100){
int digit1 = n%10;
int digit2 = (n - digit1)/10;
PORTB = digit1 | (digit2<<4);
}
return;
}

PB7..4 １桁目, PB3..0 2桁目のABCDをそれぞれつなぐ。1桁目は10で割ったあまり、2桁目は1桁目を引いて10で割った数字。

◎ADC（ADコンバータ）設定用プログラム（ATmega88PA用）

//ADC SETTING######################################/
//ADC multiplexer selection register (ADMUX)
//REFS 00:AREF internal Vref turned off / 01:AVCC / 11:internal 1.1V
// MUX 0000 ADC0 -> 0111 ADC7
ADMUX = (0<<REFS1) | (0<<REFS0) | (0<<MUX3) | (0<<MUX2) | (0<<MUX1) | (0<<MUX0);
//ADC control and status register A (ADCSRA)===========================
//ADEN ADC enable(1) disable(0)
//ADSC ADC start conversion start conversion by writing 1
//ADATE ADC Auto Trigger Enable
//ADIF ADC Interrupt Flag reset by writing 1
//ADIE ADC Interrupt Enable
//ADPS2:0 ADC prescaler select 101 32
ADCSRA = (1<<ADEN) | (1<<ADATE) | (1<<ADIE) | (1<<ADPS2) | (0<<ADPS1) | (1<<ADPS0);
//ADC control and status register B (ADCSRB)===========================
//ADTS2:0 ADC auto trigger source
//000 free running mode / 001 Analog comparator
//010 External Interrupt Request0
//011 Timer/counter0 cmp. match A
//100 Timer/counter0 cmp. overflow
//101 Timer/counter1 cmp. match B
//110 Timer/counter1 cmp. overflow
ADCSRB = (1<<ADTS2) | (0<<ADTS1) | (1<<ADTS0);
//Digital Input Disable Register0 (DIDR0)===========================
//ADCnD n:0..7 disable digital buffer by writing 1 to corresponding ADCnD register.
DIDR0 = (1<<ADC0D);

＊ADC開始の割り込みに使えるタイマー割り込み(CTC)はTimer/counter1 compare matchB。一方でCTCに設定する最大値はAの値。