でも、基本を押さえればそんなに怖くない。
≫aのイメージ
イメージは「何でもいいがそのうちの一つ」・Do you have a cellphone? ケータイ持ってる?
この場合、ケータイ(=cellphone)はiPhoneでも普通のやつでも、何でもいいがとにかく携帯電話というものなら何でもいいということ
・He is a friend of mine. 彼は友達の一人なんだ。
この場合、友達はおそらく何人もいるんだがそのうちの一人。
何でもいいわけではないが、あまり深くは考えない・・・。
・A dog is faithful animal. 犬は忠実な生き物です。
この場合は、1つめの例と同様にどんな犬でもいいが、犬なら忠実なんだ、ってことを言っている。決してある特定の犬だけが忠実だといっているのではなくて、犬なら全部忠実なんだそうだ。
んじゃあ・・・どっちが( )に入るのに適当か考えてみましょう
( )becoming extinct.
・A Mr Adams is waiting for us upstairs.アダムズさんって言う人が上の階で待ってますよ。
この場合、アダムズさんていうのがどんなやつかは知らないが、そんな名前の人が待ってるよ、っていっている。
・There was an old man whose name was Taketori-no-okina.
今は昔、竹取の翁といふものありけり。
この場合は、聞いている人の立場に立って考える。聞いている人はそんなおじさんを知らないという前提だから、とりあえずあるおじさんがいたんだって、っていう意味。
まとめると、だいたいこんなニュアンスで使われる(と個人的に勝手に解釈している。)
1.1つの~という意味(oneの弱い意味で特に訳出しない)
2.何でもいいがそのうちの一つ(多くの場合は訳出は不要)
3.「ある」という意味で、聞き手に未知の存在に使う(訳出した方が無難)
≫theのイメージ
aが不特定のものに使うなら、theはある特定のものに使うんです。
O-LEXの腕の見せ所、例文を借りてaとtheの違いを眺めましょう
I have a dog and a cat, and the dog is ill.
犬と猫飼ってるんだけど、その犬が病気なんだよね
最初に出るaは、例の「未知」を表すaですね。で、the dogって使っているのは、もう聞き手にとっては「既知」のことだから。即ち、その犬って言うのは話者が飼っているペットのうちの1匹だということを聞き手は知っていると言うこと。
こういう言い方もできる。「どの犬でも良いわけじゃなくて、自分が飼っている犬。」
aとtheは全く違うニュアンスがあることが分かっていただけただろうか。
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間違ったことは書かないように極力注意していますが、思いこみで書いている部分があるかもしれないので、あらかじめご了承願いたい。
--追記
と言っている矢先から時制の一致をすっかり忘れて例文を作っていたので、修正。
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