―100点を目指して・・・。
0.計算問題の基本=単位換算・量的関係・過不足の確認
1.濃度関係
モル濃度[mol/L]*x mol/Lの溶液を y mL取り出して z mLにしたなどとあったら、mmol単位で計算。
xy[mmol]/z[mL]=xy[mol]/z[L]
2.中和・Redox
中和
数直線を書くべし。単位はmmolが良いことが多い例)H2SO4 0.1mol/L 10mLにNH3 1.0×10^-3molを吸収させた。その後完全に中和するのに必要なNaOH 0.2mol/L水溶液は何mLか
硫酸によるH+供給量 ■■■■■■■■■■(2mmol=0.1×10×2)
NH3によるH+消費量 ■■■■■■■■■■(1mmolのこり)・・・1
NaOHの必要量 □□□□□■■■■■(1mmol)・・・・・・2
(1)=(2)より
0.2x(mmol)=1
∴x=5(mL)
ちまたではこんなのを逆滴定と呼ぶようだが、普通の中和と変わらない。
Redox(酸化還元)
基本:[酸化剤が受け取る電子]=[還元剤が放出する電子]ということは
酸塩基のH+=OH-
と同じように考える。
反応式は示されることが多いが、電気分解の時必要なので、主要な半反応式は覚える
3.モルへの換算方法
・標準状態の気体=22.4L/mol
・電子のモル数は ファラデー定数=96500C/mol を一度は99.99%使う
4.モルの使い方
●**mg, **mLと来たらばmmol単位で計算すると整数計算となり楽な場合がある。
●**kg単位ならば思い切ってkmolで計算すると桁が下がる。
●どうしても小数計算が煩雑な場合、(時間がなければ)近似をして最も近い選択肢を選ぶ。
・・・というのは、センター試験を突破するため「だけ」の「テクニック」ではあるけれども、時間が重要なときは仕方ないと思うしかない。
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