Fedoraは以前に"Fedora Core"時代にWindows上の仮想マシンとして使ったことがあるが、あまりに遅いので使用を諦めていた。日本語入力もよろしくなかったので。
で、最近発表されたFedora15のLiveCDを入手して、起動してみたところ快調に動作することが判明した。HDDの容量は十分ではなかったが、バックアップ用にあった10GB・リカバリ用の8GB分の領域を拝借してインストールをしてみた。リカバリ領域はDVDにとってあるので本当は必要ないのだが、無理に削除する必要もないのでとっておいていた。
本格的にLinuxを使い始めるのは初めてだし、ブートローダはWindowsを自動で起動するようにしているが、今後は特に問題なければWindowsのほうがサブになる感じかもしれない。
この記事の後半部分ではデュアルブートの方法も触れておく。
今日は以下のパッケージを導入
・Google Chrome
・Mozc(Google日本語入力)
・Libre Office
・Yumex
・GIMP
・Inkcape
●デュアルブートの方法
注意 ここでの操作はHDD上のデータをすべて削除してしまう可能性もあります。操作を誤ったことによって損害が生じても筆者は責任を負えませんのであらかじめご了承ください。
まず、HDDの構成を見てみる。120GBの少量ながら100GBほどのWindows領域・10GBのバックアップ・リカバリ領域8GB・メーカー純正ツール用の2GBがある。リカバリ領域はDVDに焼いてあるので実を言うと消しても良かった、ということは前半に書いたとおり。
何はともあれバックアップの10GBを使ってFedoraを入れてみようと企んだ。
まずはFedoraの公式ページ(Google検索で一番上)から自分の環境に合うLiveCDイメージを入手して、CDに書き込む。
次にパソコンをそのCDから起動する。起動の際はBIOSの設定変更が必要になる場合があるが、それくらいは自分でできないとインストールの際にHDDを全部フォーマットしかねないのでやめたほうがいい。
Windowsよりは若干早く起動する。ディスプレイなどもちゃんと認識しており、インストールしても大丈夫だと判断。
とりあえず、フリースペースにインストールというオプションで楽をしようと思い、Disk Utilityでバックアップ領域を削除する。
そしてインストールにかかった。・・・が、容量が足りないという。
仕方ないので、例の8GBを使うことに。先ほどと同様にDisk Utilityでリカバリ領域も削除。
これで計18GB(実際は19GB近くあった)の容量を確保。今度は問題なくインストールできる模様。ブートローダーの設定はデフォルトでいいはずだが、名前は"Others"だかなんだか言うのをWindowsVistaとでも変えておいたほうがいいだろう。また、Windowsをメインにしたい人は自動で起動するOSをVistaの方に設定しなおす必要がある。
この状態では起動するとき、Fedoraのブートローダーが表示され*秒操作しないとVistaが起動する・・という状態になる。ここでキーボード操作をすると、OSのリストが出るので、Fedoraを選んでEnterを押せばFerodaが起動してくれる。
正直Vistaよりは断然起動が早い。
0 件のコメント:
コメントを投稿